郷土の民謡
砺波市民謡民舞協会 > 五ヶ種チョンガレ踊り
五ヶ種チョンガレ踊り
歌詞
※ホーホーホーホーソルジャナイ ハルバイソルたのんだ
ハルバイナーハルバイナー ハルバイナーハルバイナー
もうひとつたのんだ ハルバイナーハルバイナー
おかかどうじゃあーエ 越中五ヶ種天下の宝
昔も昔その又昔 村のお寺の御法主様が
不作救った種もみ元祖 百姓助けたお慈悲な方じゃ
(※繰り返し)
おかかどうじゃあーエ 五ヶは良いとこ種所じゃーエ
夜は宵から霧きり風が今日も川の瀬 地ひびきなして
明けりゃ青空日本晴れじゃ 吹くわ吹くわ五ヶ種嵐
(※繰り返し)
おかかどうじゃあーエ おかか出てみよ となりの娘
今年十八うりざね顔で吹いて寄せ来る黄金の波じゃ
ちょっと笑ってこちらを向いて今日は旦那の稲刈りじゃいな
(※繰り返し)
おかかどうじゃあーエ まいた稲種六千倍じゃ
大地一面黄金の波で 豊年万作穂に穂がさいて
年も暮れよか牛獄嵐 寒い嵐が身にしみるのじゃ
(※繰り返し)
おかかどうじゃあーエ 娘出てみよ嫁御も見やれ
せどの小路加賀の人がさっき八人また九人
種買いさんくるわいなーと娘茶の間に火をばたけよ
(※繰り返し)
種籾の発祥として知られていた五ヶ地区で、稲穂を買いに来る種替さんで賑わう情景をチョンガレに詠みこんだもので盆踊として唄い、踊り継がれている。
長らく絶えていたが、近年復活され保存会により継承されている。