イベント案内
高岡城峰会となみ昇栄会合同20周年記念合同おさらい会
平成28年11月20日(日)
となみ昇栄会の金森です。
以前から、高岡城峰会さんとの合同おさらい会を11月第三日曜日に開催しています。毎年会場を高岡・砺波と交互にしながら行ってきました。今年は節目の「20周年記念合同おさらい会」となり、高岡文化ホール 多目的ホールにて開催しました。今年一年の練習の成果を発表したく会員一同、心ひとつに練習に励みました。
当日は天候不順にもかかわらず、会場に300人余りのお客様をお迎えし、高岡城峰会の「花笠音頭」「といちんさ」「ソーラン節」で幕を開けました。
会員それぞれ民謡を披露しましたが、日頃三味線を中心に練習している私には、民謡を唄う事がとても心配でした。(声が続くか?不安でした)無事、何とか唄い終える事が出来ましたが、とても貴重な経験となりました。
また、5曲続けて本手・替手に分かれての三味線合奏にも取り組みました。自分が三味線を弾くことで一生懸命だったため、上手に出来たか?分かりませんが、お客様の温かい拍手に包まれ無事おさらい会を終了できました。
おさらい会の後、「越中郷声会」「北陸秀城会」「高岡藤秋会」「みずほ会」のみなさんに友情出演をしていただきました。最後にゲスト出演の寺崎美幸さんの素晴らしい民謡をきかせて頂きとても充実した一日となりました。
砺波市文化祭『民謡の世界』
平成28年11月03日(木)
国民の祝日『文化の日』、砺波市文化会館では毎年 砺波市文化祭『民謡の世界』を開催しています。砺波市民謡民舞協会のメインイベントです。
今年は、砺波民謡同好会の麦屋節で幕開け。その後は豊晧会の「江差追分」、よしみ会の「博多どんたく」と踊りが続きました。プログラムは全32曲。北は北海道、南は宮崎までの民謡を唄に踊りに、お送りしました。
今回は企画コーナーとして 華燭の典
〜嫁入、華やかなともしび〜 と題して、結婚にまつわる曲を集めた企画をしました。お立ち酒、長持ち唄、砺波荷方節、あがらっしゃれ、シャンシャン馬道中唄、おてもやん、の全6曲を、プロジェクターで結納や結婚式、披露宴などの写真をスクリーンに投影しながらという新しい試みでしたが、皆さんいかがだったでしょうか。
1年間それぞれの稽古や準備に励み、また色々な企画を考え、来年また文化の日にお待ちしております。出演者の皆様、お疲れ様でした。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
2016夏祭りin砺波チューリップ公園
平成28年08月20日(土)
平成28年度研修旅行
平成28年07月23日(土)
7月23日から1泊2日で研修旅行に行って参りました。今年のメインは、長良川の鵜飼い見学ということで、24名が参加しました。
最初に訪れたのは岐阜県美濃市の「うだつの町並み」です。美濃市街地には江戸時代中期から明治初期の「うだつ」の上がる家を中心とした古い町並みが保存されています。「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くし、火災の時の類焼を防ぐ防火壁のことで、後に装飾が施され富の象徴と言われるようになりました。「うだつが上がらない」の語源です。
ボランティアのガイドの方に案内してもらい、情緒ある町並みを散策しながら、アイス最中を食べたり、ういろうを食べたり。「うだつ」はとても立派で風格のあるもので、その家、そして町並みその物の格式を上げているような素晴らしさでした。
次に向かったのは岐阜市にある「長良川うかいミュージアム」です。中は撮影禁止だったので写真はありませんが、ここで鵜飼いの歴史や使われる道具や装束、鵜匠さん達のこと、鵜の準備や飼育、鮎と鵜の生態など、ばっちり予習が出来ました。
ミュージアムの裏手にある今回の宿『鵜匠の家 すぎ山』にチェックイン。宿の目の前が長良川、しかも鵜飼いが行われるその場所と言う素晴らしいロケーションでした。
こちら側の岸に鵜飼いで使われる鵜舟が係留されており、鵜匠の方たちが夜の本番に向けて準備をされている所も見ることが出来ました。差してある棒はかがり火を吊るためのかがり棒と言う物で、左右の振り回す時に滑りをよくするよう、ムクゲの枝葉を一緒に差し込んでおられました。
お風呂で疲れを癒し、宴会場で美味しい料理を頂いていると、少しずつ川に舟が集まってきました。2回行われる鵜飼いの第1回目のスタートです。5艘の鵜舟による鵜飼いは列になって行われ、どのような動きで進むのかが宴会場の窓からだと、とても良く分かりました。
ミュージアムでの知識、1回目を見ての本番の流れと完璧な予習をして、いざ見学用の屋形船に乗船。目の前でみる鵜飼いは、かがり火に照らされる鵜匠の真剣なまなざしと手縄さばき、一生懸命潜っては鮎を捕まえる鵜、と迫力と美しさのある見事な物でした。
2日目は愛知県犬山市に入り、国宝犬山城見学から。犬山城は、室町時代の天文6年(1537)に建てられ、天守は現存する日本最古の様式です。木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた天守閣からの眺めはまさに絶景でした。
次は千代保稲荷神社(ちよぼいなりじんじゃ)へ。岐阜県海津市にある稲荷神社で、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つともいわれるます。地元ではお千代保稲荷(おちょぼいなり)、通称「おちょぼさん」として親しまれています。稲藁で結んだ油揚げと蝋燭をお供えして来ました。
最後は滋賀県長浜市は黒壁スクエア。黒漆喰の和風建築など伝統的な建築物を活かした琵琶湖北部随一の観光スポットになっている所で、年間約300万人の観光客が訪れているそうです。江戸時代から明治時代の和風建造物の情緒ある町並みと、その古建築を活用した美術館、ギャラリー、ガラス工房等の文化施設、レストラン、カフェ等が集まっており、沢山の人でにぎわっていました。
無事楽しく元気に24名が帰って来ることが出来、充実した研修旅行となりました。
えんじゃら節、やっちんどっこい、五ヶ種チョンガレ踊り、発掘民謡入選祝賀会
平成28年07月02日(土)
砺波市庄川町五ヶ地区に唄い継がれてきた『五ヶ種チョンガレ踊り』を砺波市民謡民舞協会会長 義正会会長 佐藤松博正(平野 専正)先生が平成27年度の発掘民謡として(公財)日本民謡協会に応募し、見事入選されました。同10月に東京は両国の国技館で行われた(公財)日本民謡協会 全国大会にて、地方 義正会、踊り 豊晧会で全国に披露されました。
平野先生の発掘民謡入選は平成12年の『えんじゃら節』、平成20年の『やっちんどっこい』に次いで3曲目の入選となります。
当協会の4団体も加盟する《砺波えんじゃら節保存会》と、《五ヶ種チョンガレ踊り保存会》《やっちん保存会》は姉妹保存会の間柄であり、この三姉妹保存会の曲全てが入選したこととなります。
この偉業を称える祝賀会が7月2日、砺波市は翔凛館(旧 平安閣)にて開催され、当協会の多くの皆さんを始め、ゆかりのある方々約150人が集まり、その栄誉を祝いました。
発起人代表 砺波市文化協会上田会長の挨拶に始まり、東京よりお越し頂いた(公財)日本民謡協会 金子常務理事からの認定証授与式とあいさつ、教育長、北日本新聞砺波支社長のあいさつと続きました。
舞台では、『五ヶ種チョンガレ踊り』『やっちんどっこい』『えんじゃら節』が披露されました。また当日配られた資料には、この3曲の解説や発掘までの流れが記されており、曲は知っていたという方も、舞台での演奏と踊りに解説を合わせて見られる素晴らしい機会となりました。
和やかな宴の中、他にも沢山の民謡の舞台が続き、当協会の皆さんや様々な大会の優勝者やプロ歌手の皆さんの唄が、さらに会場を盛り上げていました。
最後は三姉妹保存会各会長の挨拶と万歳で締めくくられました。集まった皆さんの力で、今後より一層この3曲の普及、伝承がされていくことでしょう。
豊晧会 民踊の四季
平成28年06月19日(日)
豊晧会の第36回おさらい会チューリップフェア 越中民謡の調べ
平成28年04月29日(金)
雨が心配された昭和の日。
第38回義正会民謡発表会
平成28年11月26日(土)
富山県民謡『新川松坂』の合唱で幕開けした第38回の発表会。
北は北海道、南は宮崎までの全34曲をお送りしました。
今回4歳が2人、7歳が1人、舞台で唄わせて頂きました。頑張って毎週の稽古に出ている成果が出せ、とても良い唄を唄ってくれました。
お客様も暖かく見守るように聴いてくださり、拍手に歓声にと本当に有難かったです。
砺波市民謡民舞協会からは、となみ昇栄会、なずな会、豊晧会、しほ美会の皆様に友情出演をして頂き、舞台に華を添えて頂きました。
今回はゲストに滝口梨沙さんをお呼びしました。
滝口さんは、旧姓の澤端梨沙さんとして麦屋節、越中おわら節、日本郷土民謡協会などの全国大会で数々のチャンピオンになられている方で、会主の佐藤松博太とは、2008年に昨年のゲスト寺崎美幸さんの東京ライブにサポートメンバーとして一緒に参加した仲でもあります。
俵積唄、南部じょんから節、道南口説、越中おわら節の4曲を披露頂きました。素晴らしい歌声にお客様も喜ばれ、会員も大変勉強になりました。
今年も多くの人に来て頂き、楽しい発表会となりました。
また平成29年12月3日(日)、同じく砺波市文化会館は多目的ホールで行う、第39回の発表会に向けて精進してまいりますので、ぜひお越しくださいますよう、よろしくお願い致します。